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「一日一笑をモットーに生きよう」

カウンセラーの「人生 一日一笑」です。

<苦しい生活の幼児期>

私が小学校2年の時、父親がくも膜下出血で倒れ、原因は脳腫瘍でした。その当時は脳

の手術は日本では余り前例が無い時代でした。治療のかいがなく小学校6年で父親が

他界しました。その時、兄18歳、私12歳、妹8歳でした。家族は大変ショックでした。

父親が入院中、私達兄弟は親戚の家に預けられ母親は病院への看護で付添いです、殆ど

病院にて寝泊りの生活でした。その当時は完全看護ではなく家族が看護する状況でした。

治療費も掛かりとても生活は楽ではなかったし、買いたいものも当然我慢をしなけれ

ばならなかった。学校のクラスの子は家で自転車を買ってもらったりしていましたが、

私は母親に、「自転車を買ってくれ」という事を子供ながらに言えなかったです。

その時に世の中どうして「自分の家だけこうなるの」と強くいきどおりを感じて

いました。世の中を恨みました。絶望感を抱きました。

そのころ大変お世話になった叔父さんより「君は男だから」といわれ激励を貰いました。

下に妹がいますので「男」だからと言ったのだと思います。とても励みになり頑張ろう

という勇気を貰いました。当時は色々と助けて貰いました。今は他界していませんが、

命日には墓参りに行っています。

また、学校の担任の先生は家庭事情が分かっていて色々と相談に載って頂きました。

お話しをした後は心が晴れて気が楽になりました。そんな幼児期に悪い方向にいかなかったのは

相談できる人、話しを親身に聞いてくれる人がいたからだと思います。

人にはですから大変感謝しています。

<アルバイト生活の学生時代>

私が高校生になり、土曜日、日曜日、祝日はビルの清掃のアルバイト、正月は米屋さんのお餅の

製造のアルバイトをして生活を援助していました。妹の学費も支払っていました。

妹には苦労を掛けたくは無かったのです。父親との接触時間が一番短く、思い出も少ないので

可哀そうだったので私が父親代わりをしていました。

そうこうしているうちに高校の3年間も終わり進路について悩みました。

笑われてしまいますが、そのころ実は家族に内緒で俳優のオーデションに応募していて最終審査の時でした。

その事を初めて家族に打ち明けました。当然、母、兄から猛反対があり、やむなくお断りを致しました。

今、考えるとやめて良かったと思います。

その時も相談できる家族が居たから良かったと思っています。

進学もお金が掛かるので、家族の生活面を援助する為にコンピュータ会社に就職しました。

<能力の無い社会人時代>

その時の基本給は7万2千円で、毎月生活費は家に入れていました。

まだ18歳でした。無我夢中で働いていました。

社会に出て右も左も分からない状況で、人前で話す事ができなかったし、友人も作る事

ができなく孤独だった。それと仕事を覚える事ができなく劣等社員でありました。

正直会社を辞めたくてしょうがなかったです。でも家庭を支えないといけないという

思いもありました。

それを見かねた兄が、会社にてコンピュータの仕事をしている友人に相談してくれて、

その方よりアドバイスを貰いました。兄の友人は「コンピュータ」とはそんな簡単には

分からないから3年は頑張って見たらと言われました、辞めるのはいつでもできる

から、「石の上にも3年という」言葉があるからと言われ、仕方なく仕事を続けました。

本当に相談できて話せる人がいたので今思えば大変助かりました。辞めないで良かったと思います。

<苦しいけど楽しい会社経営時代>

そうこうしているうちに仕事が面白くなり、自分でいつか会社を作りたいと思ったの

がちょうど30歳くらいの時でした。それから目標に向かって経営と仕事を学んで、

46歳の時に、私一人から会社を立上げました。大変苦労はありましたが、この時も色々な人に

助言を頂き大変助かりました。

こんな高卒の劣等社員がコンピュータの会社を経営するようになりました。安定するまでに10年は掛かりました。

その間も色々な社会の人、従業員の人達に支えられ助けて頂き、会社は順調に成長していきました。

<会社設立後の試練の選択>

会社を設立し17年がたち、私自身「舌癌」と「心臓のバイパス」手術をしなくては

ならなくなりました。社員を路頭に迷わすわけにはいかないので、仕方なくM&Aにて会社を売却しました。

妻にも会社売却は納得して貰い、私は命を選択しました。

今でも学生時代、社会人時代の人と、お世話になった方とは交流があります。人脈は沢山できました。

お陰様で現在は健康状態良好でございます。 

<カウンセラーを目指した>

→カウンセラーを“目指した”の方が「今カウンセラーです」という感じがしていいです^^

今までの人生設計の中で色々な場面で助けらえたのは、人からの助言でした。話の内容を聞いて貰うだけでも

自分の心の整理ができ、アドバイスを貰う事により自分の進む道が開けていきます。人生は一度きりですので

「一日一笑」で人生を過ごしたいと思います。私の人生「人」に大変助けられました。

私の座右の銘として「一期一会」があります。茶道に由来することわざで、一生に一度の出会いである事の心得です。

お互いに誠意尽くす心構えの事です。いつも私は初めて人に会うと心の中で思っています。

そんな私ですが、皆様と楽しく笑える一日を共に過ごしていきたいと思います。

皆様のお気持ちに寄り添い「縁の下の力」になれれば幸いです。